マイクロソフトとグーグル、オンライン医療記録基準を支持

文:Steven Musil(CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル 2008年06月27日 11時21分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Microsoft、Googleが、オンラインに保存されている医療記録の保護を目的としたプライバシー基準を支持する保険会社、医療サービス提供者の仲間に加わった。

 合意の枠組みをまとめたMarkle Foundationの発表によれば、医療記録のオンライン保存が安全であるという安心感を与えることを意図する、新しい「Connecting For Health」の指針は、「医療サービスの典型的な行き詰まり」を打破することを目的としている。

 この動きは、GoogleとMicrosoftが、消費者が個人情報をアップロード、保存、閲覧し、医療専門家、保険会社と情報を共有できるポータルを作成する取り組みを強化したことを受けている。

 しかし、消費者による導入はあまり進んでいない。Markle Foundationが発表した推計によれば、電子個人医療記録を持っている米国内の成人は610万人に過ぎない。

 Markle Foundationの代表を務めるZoe Baird氏は、発表の中で、「個人情報が保護されていると消費者が確信すれば、電子個人医療記録、オンライン医療サービスに対する消費者のニーズは急増するだろう」と述べている。

 4月に発表された「New England Journal of Medicine」の記事では、Google、Microsoftの患者情報データベースは次第に、他の有名な医学研究プログラムのデータベースよりも大きく、新しいものになる可能性があると示唆されている。これにより、研究者は、研究を行う際、多くのデータソースを頼りに研究を行うよりも、MicrosoftとGoogleとチームを組んだ方が簡単で費用がかからないと思うようになるかもしれない。

 指針を支持している他の団体には、WebMD、ロビー団体のAARP、Aetna、America's Health Insurance Plans、BlueCross BlueShield Association、American Medical Associationなどがある。

この記事はReutersのニュースを契約の下、シーネットネットワークスジャパン編集部が編集したものです。海外Reutersの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化