9ドットの外から線を書けば、クイズは正解へと導かれます。つまり、言われたことや与えられた条件に対する先入観を捨てて考えなければいけないということです。ちなみに、自慢じゃないですがクイズが大の苦手な私は、ドットの外で考えたにもかかわらずできませんでした……
さて、この9ドットを英語に当てはめてみましょう。
決められた枠内の英文法や単語という各ドットの「お勉強」をベースにして、「読む」「聞く」「話す」というアクションに展開するのが英語教育の範囲です。しかし実際には、ただ英語のお作法がわかり、単語をいっぱい知っていても、高度なコミュニケーションとして「読む」「聞く」「話す」ができるわけではないのです。つまり、ドットの枠を超えなくてはいけないということです。
では、ドットを超えたエリアには何が存在しているのでしょう?
そこは、範囲を明確にするのが不可能で無限大のエリアです。その中には、文化や芸術の知識、国民性、それに適した対応なども含まれます。政治、経済、経営の知識も必要かも知れませんし、ほかにも色々な項目があるはずです。我々は、この無限大のエリアに対応すべく、高度な文法や単語の知識が必要になるのです。
皆さん、どう感じますか?