Microsoftは毎年レドモンドで開催されるResearch Faculty Summitにおいて、ついに半ば公に球面の 「Surface」コンピュータを披露する予定だ。この数カ月間噂されていたものである。
Microsoftは「マルチタッチの球面ディスプレイ」を来週のカンファレンス参加者のためにDemoFestで披露するデモのひとつとしてリストアップしていた。Microsoftは初めてDemoFestの日程表を発表して以来、同ショーの展示リストから球面Surfaceへの言及を取り除いていたようにみえる。
しかしMicrosoftはDemoFestのフロアプランからマルチタッチSphereディスプレイを削除するのを忘れていたようだ。だからもし読者がこのカンファレンスに来週招待されているなら、110ブースをチェックしてほしい。MicrosoftがSphereで可能なアプリケーションとして何を推し進めるつもりなのか見てみたいし、聞いてみたいものだ。
当地では今週Financial Analyst Meeting(FAM)において、MicrosoftはコーヒーテーブルサイズのSurfaceを披露する予定であるが、「Sphere」は予定していない。またここにいるMicrosoftの幹部からは、いつ同社が小型化し、価格を引き下げ、消費者を対象としたバージョンのSurfaceを開始する準備が整うかについては、新たな情報は聞かれていない。
最高経営責任者(CEO)のSteve Ballmer氏やその他の発表者は、Microsoftがあらゆるフォームファクタ――モバイルからPCからテレビに至るまで――にマルチタッチの自然なユーザーインターフェースを取り入れる計画であることを確かに強調していた。Ballmer氏はFAMの参加者に、コンピューティングプラットフォームが、伝統的なコンピューティング機器というよりは紙きれのような超軽量PCから、タッチ機能に対応した壁に至るまで、さまざまな形をとるようになるにつれて、ユーザーは、検索、広告、その他にアクセスを有するオンライン世界への「ウィンドウ」になると伝えた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ