PHP:セキュリティホールを修正した新バージョンが公開

文:Ryan Naraine(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:石橋啓一郎 2009年02月28日 11時25分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 オープンソースプロジェクトのPHP Groupは、広く使われている汎用スクリプト言語PHPの、少なくとも4件のセキュリティホールを修正するパッチを公開した。

 PHP 5.2.9(changeLogを参照して欲しい)で、PHPの開発チームは全部で50件のバグを修正しており、これには攻撃者が特定の状況下で任意のメモリロケーションの内容を読むことができる、公知のセキュリティホールも含まれている。

 この問題の概要は以下の通りだ。この問題の重要度は中程度にレーティングされている。

  • PHP 5.2.8以前にはimageRotate関数配列インデックスエラーが存在し、3つめの引数(bgd_colorあるいはclrBack)に特別に作成された値を用いることによって、コンテクストによっては攻撃者が任意のメモリロケーションの内容を読み出すことができる。

 PHP 5.2.9で修正された他のセキュリティホールには、次のものがある。

  • zipファイルの展開時にファイル名やディレクトリ名に相対パスが含まれているとクラッシュする問題を修正。(Pierre)
  • explode()でlimitが負の値の場合の空の文字列に対する処理を修正。
  • json_decode()に不正な形式の文字列が渡された際にセグメンテーションフォールトが起こる問題を修正。

 次の記事も参照して欲しい。

Flaw trifecta kicks off Month of PHP Bugs

Controversial ‘month of bugs’ getting security results

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
セキュリティ

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化