Microsoftは2009年に入り、「Zune」ハードウェアチームをWindows Mobile事業部に移行させたが、Zuneチームは年内に最新機種を投入する計画があるようだ。
先週耳にした情報をベースにすると、Microsoftは最新のZune端末を準備中で、2009年末までに投入する予定という(その前まで、われわれが知っていたことは、MicrosoftはZuneラインを継続するという後ろ向きの主張だった)。
最新ラインのデビュー後(Neowinのレポートによると、Microsoftは米国だけではなく全世界で投入する計画らしい)、MicrosoftはZuneのフォーカスを、メディア専用プレイヤーからサービスにシフトすると予想されている。
次期Zuneのフォームファクタは、なんらかの形で、「Windows Mobile 7」のコアをベースとしたコンシューマ向けモバイルプラットフォーム「Pink」の一部になりそうだ。現在のスケジュール通りであれば、Windows Mobile 7とPinkは2010年前半に発表と予想されている。
MicrosoftのCEO(最高経営責任者)、Steve Ballmer氏は2009年2月、金融アナリスト向けに行った戦略アップデートの中で、Zuneプラットフォームの将来形について次のように示唆している。
われわれは、自社サービス、自社ゲームサービス、「Zune Service」--Zuneハードウェアではなく、「Zune Entertainment Service」のことだ--をPC、携帯電話、TVの3つの画面で提供する。これは、TVセット周辺できちんとした事業を構築するにあたって、重要な部分をなすことになる。
(Zuneソフトウェアとサービスチームが、MediaroomとMedia Center TV事業を率いるEnrique Rodriguez氏の事業部となっていることを考えると、これは驚きではない。Zuneハードウェアチームは、携帯電話戦略・モバイル通信事業商品化を担当するコーポレートバイスプレジデントのTom Gibbons氏の下となっている)。
Microsoftが最高のサービスとサポート計画を提供したとしても、私は最後のメディア専用端末となりそうなZuneの購入に懐疑的だ。
Zuneファン、またはアンチZune派の読者の皆さんはどのような意見だろうか?次期Zuneはすでに時代遅れだと思いますか?
アップデート:次世代Zuneのうわさの源となったある情報源は、次期版ZuneはMicrosoftが提供する最後のZuneプレイヤーではないと思っているようだ。私は、次が最後ではないとしても、そう遠くないうちに最後になると思っているが。彼のTwitterメッセージは次の通りだ。
アップデート2:この秋に展開するZuneマーケティングの資料といわれるものも出回っているようだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ