編集部からのお知らせ
動画セミナー「Security Trend Winter」公開中!
最新記事まとめ「医療IT」

ITの世界では不滅!--よくある誹謗中傷合戦10選 - (page 4)

文:Jack Wallen(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子

2009-09-01 08:00

#9:PtoPによるファイル共有 vs. 伝統的な商業主義

 たいていの場合、この論争はエンドユーザーと、ISPや企業、レコード業界の間で行われる。ここでの問題は、こういった論争によってPtoPに汚名が着せられるという点にある。もちろん、PtoPによってファイル共有が行われているファイルの大半は、本来であれば著作権管理が行われ、対価の支払われるべきコンテンツであることは筆者も承知している。しかし、合法的なファイルをダウンロードするためにPtoPを用いているユーザーも数多くいるのである。例えば、LinuxディストリビューションのISOイメージを挙げることができるだろう。この手のファイルのサイズは少なくとも600Mバイト超から、大きなものでは4Gバイトにも及ぶのである。そういったファイルは、ブラウザを使ったりwgetを用いてダウンロードするよりも、BitTorrentクライアントを用いてダウンロードする方がずっと簡単なのである。とは言うものの、そういった事実があるからといって、ファイル共有に関する論争が沈静化に向かうわけではない。

 要するに、アーティストが自らの作品に対する対価を受け取るという話になるわけである。彼らは対価を受け取るべきなのだ。しかし、精神一到何事か成らざらんということわざの通り、意思あるところに道が開けるということは何度も証明されている事実なのである。この論争は、何らかの妥協が成立しなければ終結しないだろう。著作権の管理対象となっているコンテンツをダウンロードする人々は、アーティストが正当な対価を手にできるよう、何らかのかたちで料金を支払うべきである。では、そういった料金をいくらに設定すべきかや、その徴収方法について、誰か判っている人物がいるのだろうか?私には判らない。

 これらの陣営の鬨の声は?PtoPファイル共有の愛好家らの「相棒、海賊行為なんてやめとけよ!」に対して、その他の人々は「全米レコード協会(RIAA)はJourneyの『Don't Stop Believin'』をダウンロードした人物に対して莫大な額の賠償請求訴訟を起こすぞ!」である。

#10:アドミニストレーター vs. エンドユーザー

 これを書かずして終われないという愛着ある論争として、「われわれ」 vs. 「彼ら」というものがある。これは言い換えれば、アドミニストレーターの堪忍袋の緒がエンドユーザーによって引っ張られることで、アドミニストレーターの忍耐力が試されるということなのである。これは「先生」 vs. 「生徒」という構図でもある。しかし最後には、われわれの職務内容を再確認することになる--そしてたいていの場合、そこにはエンドユーザーのサポートという項目が含まれているのである。しかし、「サポート」は「子守」と解釈するべきなのだろうか?--それは解釈する人によりけりである。いずれにせよ、「コンピュータ科学の分野で複数の学位を取得しているものの、エンドユーザーにマウスのクリック方法を教えなければならない人物」 vs. 「自らのPCがウイルスに感染しているために業務を行えないエンドユーザー」という構図によって、熱い論争が引き起こされることになるはずである。

 これらの陣営の鬨の声は?エンドユーザー側の「私のPCがちゃんと動かない!」に対して、アドミニストレーター側は「私には他にやるべきちゃんとした仕事がある!」である。

最後に

 これら10個の論争のなかには、何十年も続いてきているものもある。あなたが参加したことのある論争はどれだろうか?これらの他にも論争があるだろうか?あなたのIT人生にさまざまな影響を与えた論争(ここで挙げたものに限らず)について、あなたの話を教えてほしい。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]