アシスト、DB基盤ソリューションでHP製ハードとWindowsのモデルを追加

田中好伸(編集部)

2009-10-27 18:57

 アシストは10月27日、データベース(DB)基盤ソリューション「DODAI」シリーズに、HP製ハードウェアを組み合わせた「DODAI-h エントリモデル(Windows版)」を追加、販売を開始したことを発表した。税別価格は1250万円から、となっている。

 DODAIシリーズは、DBシステム構築に最適なハードウェアと各種ソフトウェアの選定から、ノウハウに基づいた設計、事前の動作検証、導入後の保守サポートまでを1セットとしたソリューション。IBM製x86ラック型サーバ「IBM System X」で構成される「DODAI-i」を3月から提供している。

 今回のDODAI-hは、「Oracle Database 11g Standard Edition」、クラスタリングに「Oracle Real Application Clusters(RAC)」、サーバとしてHPのx86サーバ「HP ProLiant DL」シリーズ、ストレージに「HP Storage Works Modular Smart Array」シリーズを組み合わせている。導入のしやすさからサーバのソフトに「Windows Server 2008」を採用している。

システム構成図 DODAI-hエントリモデル システム構成図

 ハードウェアの性能を最大限引き出す設計に加えて、障害、高負荷、耐久性の各点についてそれぞれの検証をアシスト社内で事前に行っていることから、安定したDB基盤を提供できるとしている。サーバのCPU数やメモリ、ディスクの変更やバックアップ構成の追加、教育プランの追加など企業のニーズに合わせたカスタマイズが可能となっている。

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