日立ソフトウェアエンジニアリング(日立ソフト)は11月9日、セールスフォース・ドットコムのオンデマンド型CRMアプリケーション「Salesforce」が持つスケジューラの操作性を向上するアプリケーション「SaaSWareグループスケジューラ」の販売を開始した。
日立ソフトでは、SalesforceやForce.com上の企業向けシステムに関する導入実績をベースに、業務アプリケーション開発の効率を向上するSaaSテンプレートの開発を推進している。今回提供されるSaaSWareグループスケジューラは、その一環という。
このテンプレートを利用することにより、従来、個々の画面からそれぞれの情報を文字入力しなければならなかったSalesforce上のスケジューラに、GUIをベースとしたドラッグ&ドロップ操作で簡単に各種登録が出来るようになるという。例えば、グループへのユーザーの追加やスケジュールの登録といった操作に対応するという。
そのほか、ドラッグ&ドロップに対応する操作として、スケジュールの他のユーザーへのコピー、取引先や取引先責任者および商談と関連付けたスケジュールの作成、グループ管理作業などが可能となっている。
SaaSWareグループスケジューラは、20ライセンス以上の年間契約販売となる。参考価格は、20ライセンスの場合、1ライセンスあたりの年額で3780円。1万ライセンス以上の場合は、1ライセンスあたり1260円。