ミラクル・リナックスとネクスコム・ジャパンは、オープンソースの統合監視ソフトウェア「Zabbix」とインテルAtomプロセッサまたはインテルCore 2 Duoプロセッサによる「Zabbix統合監視サーバ ZBX2000」および「Zabbix統合監視サーバ ZBX5000」を、1月26日より販売開始すると発表した。
両製品は、ネクスコム・ジャパンの提供するハードウェアに、「Zabbix」とミラクル・リナックスのLinuxサーバOS「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2」をプレインストールした形で提供される。OS、MySQL、Apache/PHP、Zabbixのインストールや、データベースのチューニングなどは不要で、ユーザーアカウントの登録のみで、すぐに監視の設定が開始できる点が特徴という。
「ZBX2000」はCPUとしてIntel Atom N270(1.6GHz)、2Gバイトメモリを搭載し、監視対象が20ノード2000監視項目程度の小規模システム向け。「ZBX5000」は、Intel Core 2Duo E7400(2.8GHz)、4Gバイトメモリを踏査し、監視対象が100ノード10000監視項目程度の中規模以上のシステム向けに設計されている。
価格は、ZBX2000が9万9750円、ZBX5000が19万9500円。
両社では、購入検討者先着100名を対象に、ZBX2000を20日間無償で貸し出す試用キャンペーンを、1月26日から4月末日まで実施する。