メインフレームを学びたい学生は多い--Software AGの大学向けプログラム

藤本京子(編集部) 2010年03月09日 13時57分

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 Software AGでは、大学の学生に対し、同社製品を無償で提供するなどの大学関係プログラムを2007年より実施している。ドイツ国内の大学から始まり、今では世界で150の大学が同プログラムに参加、日本でも近い将来同様のプログラムを開始する予定だという。

 プログラムの背景について、Software AGの大学関係ディレクターを務めるJürgen Powik氏は、「大学では実際の現場と同様のトレーニングを受けることが難しい。一方Software AGとしては、即戦力のある学生を採用するためにも、大学で製品を使ってもらえることは大きなメリットとなる」と述べ、両者にとって有益なプログラムであると話す。

Powik氏 Software AGの大学関係ディレクター、Jürgen Powik氏

 プログラムの具体的な内容としては、Software AGの製品の無償提供(「ARIS」のフルセットに関しては90%オフ)や、同社製品に関する授業、社員によるハンズオントレーニング、インターンシップなどだ。授業では、本格的な環境で同社製品が使えるよう、バーチャルマシンにソフトウェアをインストールして提供し、実際のユーザーがどのように製品を利用しているかといった事例も含めた講義が行われる。製品サポートはSoftware AGが行うため、大学は授業のコマを用意するだけだ。

 学生に人気が高い講義としては、webMethodsやIDS SheerのARIS関連製品だというが、メインフレーム系の製品も評判だという。その理由としてPowik氏は、「多くの大学では、メインフレームを古い技術ととらえるため教えることはないが、実際にはメインフレームはまだ多くの企業で使われており、企業側も若者にメインフレームを学んでほしいと思っている。学生はそれを理解しているため、メインフレームを勉強したいと考えているのだ」と話す。

 学生の採用については、「成果が見えてくるのは3年が経過した今年からとなるだろう」とPowik氏。すでに同プログラムに参加した学生からの応募書類も届いているという。

 プログラムを開始した当初、「2010年には3000人の学生に参加してもらいたいと目標を定めていた」とPowik氏は言うが、この目標値は2009年の半ばで達成したという。今後は日本を含む幅広い地域や国で同様のプログラムを開始し、より多くの学生にSoftware AGの製品を知ってもらうと同時に、「若いうちから意思決定能力が身につくようになってもらいたい」と述べた。

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