ブルーコートシステムズ合同会社は3月16日、WAN最適化アプライアンスProxySGファミリーに「Blue Coat ProxySG Virtual Appliances」(ProxySGVA)を追加したことを発表した。
ブルーコートによると、ProxySGVAでアプリケーション配信の最適化が実現するという。センターに集約された企業アプリケーションや、支店からのファイルアクセス、電子メールなどを加速するだけでなく、クラウドベースおよび社内でホストされたSharePointやExchangeが最適化できるとしている。また、SSL暗号化された通信などウェブベースアプリケーションの最適化や、ストリーミングのストリップおよびローカルキャッシング技術でビデオ配信の管理も可能だという。
ProxySGVAは、VMwareが認証プロクラムとして提供している「VMware Ready」として認定されており、VMware vSphereによる仮想化環境でも問題なく動作するという。
ブルーコートシステムズ合同会社マネージングディレクターのMatt Bennett氏は、ProxySGVAについて「点在する企業の支店やリモートオフィスにおけるビジネスプロセスを加速化するための最良の手段で、拡張や統合にかかるコストも削減できる」としている。
今回同社が発表したのは、ProxySGVA-5(10ユーザー)、VA-10(50ユーザー)、VA-15(125ユーザー)、VA-20(300ユーザー)の4モデル。価格はいずれもオープンとなっている。