伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)とワークスアプリケーションズは4月5日、大手企業向け基幹業務システムのクラウド化に関する業務提携に向けて3月8日に基本合意したことを発表した。
今回の業務提携では、ワークスが持つ高いクラウド技術力を駆使し、同社が提供する基幹業務アプリケーション「COMPANY」をCTCのIaaSをはじめとしたサービスを通じて提供するという。
両社による新サービスは今夏を予定しており、両社から約20人の専任要員を結集してプロジェクト体制を構築。人事給与、会計の領域で複数のユーザーへのソリューション提案を開始しているとしている。
CTCとワークスは今後、SI事業での協業も視野に入れながら、クラウドビジネスへの取り組みを一層強化し、大手企業の情報システム投資におけるさまざまなニーズに迅速に応えることで開始から1年をめどに10件以上の受注獲得を目指すという。