NECと日本オラクルは11月16日、バックアップ用ストレージに格納するデータを圧縮してバックアップ業務を効率化する「データベース超圧縮バックアップソリューション」の提供を開始したことを発表した。税別価格は618万7500円から。
両社は、NECのストレージ「iStorage HS」シリーズと「Oracle Database 11g」の圧縮機能「Oracle Advanced Compression」(オプション製品)を組み合わせて、バックアップ容量の削減と時間短縮を実証している。
データベース超圧縮バックアップソリューションは、iStorage HSシリーズの重複排除技術「DataRedux」とOracle Advanced Compressionを連携させることで、バックアップ用ストレージに格納するデータ容量を約6分の1に圧縮する。Oracle Advanced Compressionで圧縮されたデータを、Oracle Database 11gに搭載される「Oracle Recovery Manager」とDataReduxとの組み合わせでバックアップすることで、データ圧縮を全く行わない場合と比較して、要する時間を約2分の1に短縮できるという。