ドリーム・アーツは2月17日、ウェブデータベース製品の最新版となる「ひびきSm@rtDB(ひびきスマートDB) ver.2.3」を発表した。発売開始は2月18日。
ひびきスマートDBは、企業、組織内の業務やビジネスコンテンツを効率的に管理し、効果的に共有、活用するためのウェブデータベース型BPM(Business Process Management)プラットフォーム。最新版では、豊富な汎用部品に加え、アドオン開発や外部連携を可能にするAPIを大幅に拡充し、他システムとの連携や業務独自の処理を有するアプリケーションの設計など、ユーザー固有の業務要件に柔軟に対応できるようになったという。
また、APIを利用した独自の処理を挿入できる「アクション部品」を追加した。これにより、交通費精算時に、入力した経路の運賃を外部の経路検索サービスから取得する、といった連携も可能になっている。
登録された情報や業務処理結果の一覧、閲覧画面においては、特定の条件に合致する場合に指定した書式で表示する「部品書式機能」を追加した。「緊急度が高い」「期限が迫っている」といった業務ステータスに合わせて、背景色を変えるなどの設定ができるようになった。これにより、見落としを防いだり、アラートや気づきを与えて迅速な行動を促すなど、効果的な情報共有が可能だという。
さらに、従来からのアクセスコントロールに加えて、あらかじめ指定したブロック単位で情報の表示や非表示、印刷およびCSV出力の可否を設定できるようになった。これにより、「必要な人にだけ見せる」「印刷やCSV出力の対象を限定する」といった統制上のニーズにも対応できるとしている。
ひびきスマートDB ver.2.3のライセンス価格は、1000ユーザーでの利用の場合、1ユーザーあたり9000円(税別)となる。