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New! 懸念高まる産業機器のセキュリティ

すべての上級職がiPadを利用中--クラウドに注力、SAP自身にも変化が - (page 2)

末岡洋子

2011-12-16 13:45

 ユーザー企業が持つ不安——信頼性、データの安全性、プライバシー、パフォーマンスの解決にSAPはどう取り組んでいるのか。

 データの安全性とセキュリティについては「業界全体での取り組みが必要だ」とWang氏。SAPは欧州連合(EU)が進めている標準策定グループを率いており、自分たちの経験をEUの標準に反映させているという。SAPがドイツに持つデータセンターは、この安全性標準を満たしている。米国でもクラウド専門の委員会「Commission on the Leadership Opportunity in U.S. Deployment of the Cloud」(CLOUD2)に参加しているとのこと。「技術的にはほぼ問題ないレベルにあると思っている。問題は法として保証していくことと、ユーザーの認識を高めることだ」とWang氏は説く。

 また、SAPではSLA(サービスレベルアグリーメント)の提供にも取り組んでいる。「保証があれば顧客は導入しやすい」とWang氏。実際には「Business ByDesignのダウンタイムは年間5分以下、99.7%程度」と胸を張る。

 性能についても「目安として、データを得られるまでに要する時間が1秒以内が許容範囲だと考えている。Business ByDesignの平均は80ミリ秒程度、われわれのクラウドは顧客が満足するレベルを満たしている」と述べた。

クラウドの部分導入で30〜40%のコスト削減

 11月に発表したSAP Storeは、Business ByDesign向けのアプリやアドオン機能を集めたもの。パートナー企業は、SAPが提供するソリューション開発キットを利用してレポートなどの機能を開発し、SAP Storeを通じて提供できる。

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