Androidマーケットに並ぶアプリの数は、iPhoneのApp Storeには及ばないかも知れないが、それでも十分に多すぎるくらいであり、しかも驚くべき速度で増え続けている。この記事では、ユーザーのアプリ選びに役に立ててもらうため、わたしが選んだ役に立つAndroidアプリの、最新のベスト10を挙げる(これは、2010年に作ったAndroidアプリのリスト(英文記事)の最新版だ)。また、わたしは最近、役に立つiPhoneアプリのリスト(英文記事)も更新したのだが、いくつかの同じアプリは両方のリストに掲載されている。
このリストを作成するにあたっては、主にビジネスのプロフェッショナルを念頭に置いていたことをお断りしておく。また、このリストは現時点での最新版であるということにも注意して欲しい。Androidプラットフォームの発展は早く、わたしのホーム画面は、1ヶ月後には確実に違ったものになっているだろう。
それでもこのお勧めAndroidアプリのリストは、わたしが実際に使って確かめたものだ。
1.Google Voice
Google Voiceはあまりにも便利なサービスで、わたしはこれをAndroidを使う最大の利点の1つだと考えている。このサービスを使うと、複数の場所やデバイスで呼び出しできる電話番号が入手でき、ウェブからすべての音声メールとテキストメッセージにアクセスできるようになる。このAndroidアプリはさらに深いレベルで統合されている。Google Voiceの番号からのように見える電話をかけることも可能で、それによって本当の携帯電話の番号を隠すこともできる。
2.Advanced Task Killer
マルチタスク可能なモバイルOSを使うことの問題の1つは、性能やバッテリー寿命に差し障りが出ないよう、アプリを管理する必要があるということだ。Advanced Task Killer(ATK)は、わたしのお気に入りAndroidアプリの1つだ。ATKを使えば、すべてのアプリをタップ1つで終了させたり、設定しておくことで定期的にすべてのアプリを終了させてしまうことまでできる。一部の人は、Androidではタスクマネージャーは不必要だと主張しているが、わたしは好んでATKを使っている。
3.Dropbox
Dropboxは、複数のコンピュータ間(Windows、Mac、Linux)でフォルダ内のファイルを自動的に同期してくれる、偉大なクラウドサービスだ。このアプリを使えばAndroidでもDropboxを利用でき、他のアプリ(例えばDocuments To Go)と連動させれば、それらのファイルを開くこともできるようになる。このアプリをインストールしておけば、PDFファイルや画像ファイル、ビジネス文書をコンピュータ上のフォルダにドラッグするだけで、携帯電話からすぐにそれらのファイルにアクセスできる。
4.Evernote
一度仮想キーボードでの入力に慣れてしまえば(正直に言えば、わたしは慣れるのに1年以上かかった)、モバイルデバイスはメモを取るのに非常に便利だ。そしてEvernoteは、メモ作成アプリとして素晴らしい機能を備えている。Dropbox同様、作成したメモはデバイス内に保存されるだけでなく、使っているすべてのマシンやデバイスとも同期される。