編集部からのお知らせ
Topic 本人認証の重要性
宇宙ビジネスの記事まとめダウンロード

オラクル、SANストレージ提供--業務別アプリケーション意識したストレージ統合へ

田中好伸 (編集部)

2012-01-31 13:55

 日本オラクルは1月31日、ストレージ製品「Pillar Axiom 600」の国内での提供を開始した。最小構成価格は675万9606円。

 Pillar Axiom 600はOracleが2011年に買収したPillar Data Systemsが開発していたSANストレージ。モジュール型ハードウェア構成を取っており、ビジネスの成長にあわせて拡張可能であり、障害時にはリカバリ機能で事業継続性を維持できるという。最大1.6Pバイトまで容量を拡張できる。

写真 Pillar Axiom 600

 サービス品質制御(QoS)機能を搭載して、アプリケーションのデータを先着順ではなく、ビジネス価値に応じたデータの入出力要件にあわせたリソースの割り当て、CPUの稼働率、容量やキャッシュの分配を行えるという。さまざまなアプリケーションが効率的に共存できるようになり、ストレージシステムの稼働率を上げられるとしている。

 同社のデータベース専用機「Oracle Exadata Database Machine」で開発されたデータ圧縮技術「Hybrid Columnar Compression」に対応している。「Oracle Database」の利用環境で平均3~5倍までストレージ効率を上げられるという。圧縮率が高まることで、ユーザーはより少ない物理ストレージで大容量のデータを扱えるようになり、SAN環境の簡素化、コスト削減を実現できるとしている。

 Pillar Axiom 600の管理は使いやすいユーザーインターフェース(UI)を採用しているという。世界中に配置されている複数のPillar Axiom 600を統合して、サービスごとのポリシーを設定できる。加えて、システムの構成、ファイルシステムの管理と構成、スナップショット機能でのバックアップ、システムの複製(クローニング)を実行できると説明している。重要なステータス変更やイベントを自動的に表示、通知するための事前措置を講じることが可能としている。

 Pillar Axiom 600はSANでのブロックI/Oに対応するが、オラクルではNASのファイルI/Oに対応するストレージとして「Oracle ZFS Storage Appliance」がある。テープとしては「Oracle StorageTek Tape」がある。Pillar Axiom 600について、従来の自社管理環境で業務ごとのアプリケーション特性を意識したストレージ統合を実現できるだけでなく、プライベートクラウド環境への段階的移行も可能とメリットを強調している。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    なぜ、2021年にすべてのマーケターが「行動経済学」を学ばねばならないのか?

  2. セキュリティ

    SIEMとEDRが担うべき正しい役割とは?企業のセキュリティ部門が認識しておくべき適切なツールの条件

  3. クラウドコンピューティング

    デザインシンキングによるAIと課題のマッチング!現場視点による真のデジタル改善実現へ

  4. 経営

    なぜ成長企業の経営者はバックオフィス効率化に取り組むのか?生産性を高めるための重要な仕組み

  5. 仮想化

    Microsoft 365を利用する企業が見逃す広大なホワイトスペースとは?

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]