ITプロフェッショナルが不当な悪評を買ってしまう10の理由 - (page 2)

Alan Norton (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2012-05-16 07:30

5.個人サービスではなくテクニカルサービスしか提供しない

 ITプロフェッショナルは非常に高い技術的能力を持っているが、接客能力はお世辞にも高いとは言えない。顧客とITプロフェッショナルの間にある技術知識のギャップは大きく、日々さらに大きくなりつつある。問題の解決に必要な、顧客との間の簡単で相手が分かる言葉でのコミュニケーションは、一層難しくなってきている。このコミュニケーションギャップを埋め、必要最低限の問題解決を超えた、本物の顧客サービスを提供するのは、今後さらに難しくなっていくだろう。

6.悪いイメージがつきまとっている

 ワンフレーズだけが切り取られる世界では、イメージがすべてだ。ITプロフェッショナルが持つイメージは、世間離れしたギークが、自分が駆使する秘密の技術を無知な大衆から守って独り占めしているというものだ。一般の人たちは、このギークのイメージに対して愛憎入り交じった感情を持っている。彼らはギークと関係を持つことはできないが、ギークやギークの奇妙な行動を見るのを楽しんでいる。『24』のクロエとエドガー、『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』のシェルダンとレナード、『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のアビー・シュートとティモシー・マクギーなどを思い浮かべて欲しい。彼らが視聴者お気に入りのエンターテインメント配信装置の中に留まっている限りは、視聴者は彼らが大好きだ。しかし、あなたがIT業界で働いているなどと言おうものなら、あなたはすぐにギークと分類され、うまくいっても大目に見てもらえると言ったところだろう。本物のギークはその呼び名を受け入れるかもしれないが、一般大衆にとってはその言葉は親愛の情を表すものではない。特に、現実世界で実際にやりとりしなくてはならない相手としては。

7.普通の労働者に対する脅威であると見なされている

 職を失うかもしれないということほど、人を恐怖させるものはない。家族の食い扶持を脅かすということで、ITプロフェッショナルは悪者だというレッテルを貼られる場合もある。実際には、労働者の仕事を奪っているのは技術なのだが、「被害者」はそんな風には考えない。ITプロフェッショナルは敵になり、起こった出来事の責任を負わされるのだ。

8.「ひいきされている」と思われている

 長年の間、ITは求めるものをすべて手に入れてきた。会社を効率化するあらゆるプロジェクトには、予算とチャンスが与えられた。今ではIT業界は成長し、「間違ったことをするはずがない」という評判も一部失ったが、優等生のイメージは残っている。自分の予算が減っているのにIT予算が増えていくのを見てきたマネージャは、ITに対して恨みを抱くようになっている。

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