日立、ブレードサーバ新モデル--最大32コア、1TBメモリを搭載

田中好伸 (編集部)

2012-08-01 12:41

 日立製作所は8月1日、ブレードサーバの新モデル「BS540Aサーバブレード」を発表した。統合サービス基盤「BladeSymphony」で使うブレードサーバ「BS500」シリーズの上位モデルになる。8月2日から販売開始。価格は143万5350円から。

 現行のBS500が搭載できるプロセッサは2つ。今回のBS540Aは4つまでプロセッサを搭載可能。搭載するプロセッサはXeon E5-4600シリーズ。1つのブレードサーバに最大32コアまで拡張できる。BS540Aの幅は2スロットでサーバシャーシに最大4台まで搭載できる。

 BS540AはBS500シリーズで初めて、メモリスロットを48スロット装備。最大1Tバイトのメモリを搭載でき、仮想化の集約度が向上するとメリットを強調している。

 拡張カードスロットを4つ装備している。LANとSANのデータ転送を1本のEthernetケーブルで同時に行えるFCoE/CEEに対応するコンバージドネットワーク拡張カード(Converged Network Adaptor:CNA)を4ポート(10Gbps)搭載できる。クラウド基盤に求められる柔軟かつ広帯域なI/Oを構成できると説明している。

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