米Oracleは、さまざまな端末からデータセンター内のアプリケーションにウェブベースでアクセスできるデスクトップ仮想化ソフトウェアの最新版の提供を開始したと発表した。
発表したのは「Oracle Secure Global Desktop 4.7」。マルチモニター構成への対応に加え、充実したグラフィックと音声機能を通じたユーザー体験の改善、セキュリティ機能の高さが特徴という。
対応するサーバ用OSとブラウザのバージョンを拡大。Oracleだけでなく、他社のウェブベースのアプリケーション、Windows、Linux、UNIX上で稼働する一般的なアプリケーションなど、サーバベースのアプリケーションに広く対応し、企業がアプリケーションを提供する際のリスクや必要な時間、およびコストを軽減できるとしている。また、Oracle VM Templatesを使い、仮想化環境への展開も可能にした。
Oracle Secure Global Desktopは、仮想化の製品ラインの一部として、ユーザーがアプリケーションからディスクまで、ハードウェアとソフトウェアを仮想化し、一貫して管理できるようにする製品。