ウイングアークと日本テラデータは10月4日、大規模ビジネスインテリジェンス(BI)システム領域で協業することを発表した。ウイングアークは日本テラデータのパートナー企業支援制度「Teradata Partner Network」に参加する。
協業の第1弾として、ウイングアークが開発、提供するデータ可視化ツール「MotionBoard」とテラデータのデータウェアハウス(DWH)専用データベース(DB)「Teradata Database」を連携させる専用アダプタ「MotionBoard Adapter for Teradata Database」を開発する。2013年3月までにリリース予定のMotionBoard Ver4.1のオプションとして提供する。
MotionBoardは、もともとウイングアークが提供するBIエンジン「Dr.Sum EA」専用のBIフロントツールとしてダッシュボード機能を提供していた。だが、2011年8月から単独のブランドとして提供されている。単独の製品となってからは、Dr.Sum EA以外の一般的なDB、Oracle DatabaseやSQL Server、IBMのDB2、MySQLに対応するようになっている。Salesforce.comのPaaS「Force.com」上で利用できる「MotionBoard for Salesforce」も提供されている。