編集部からのお知らせ
宇宙ビジネスの記事まとめダウンロード
記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

ヤフーのイベントに見るスマートデバイスの可能性--オフィスソフトで不便

田中好伸 (編集部)

2012-12-27 17:08

 ヤフーは11月19日にスマートデバイスだけで業務をこなす社内イベント「スマホフライデー」を実施。そのアンケート結果が発表されている。

 スマホフライデーは、「スマホファースト」を事業方針に掲げているヤフーが自ら社内外のスマートフォン向けサービスを徹底的に利用したり、スマートデバイスを業務で使用したりすることで、自社サービスの改善のヒントや業務上での課題を洗い出すことが目的としている。半日間の社内イベントとして試験的に開催した。

 正社員3873人が対象だが、業務に大きな影響を及ぼすなどでPCでの作業が必須となる業務の現場では、参加していない部署もある。イベントでは社員が購入している端末のほか、検証用の端末、会社支給の端末を使っている。ヤフーは現在、iPad(第3世代)とiPhone 5を全社員に貸与している(イベント当日は貸与途中で全社員にiPhoneは行き届いていなかったが、現在は貸与済みとなっている)。

 利用されたスマートデバイスはiPadが98.7%。iPhoneも59.6%が利用している。Androidを見るとスマートフォンが13.8%、タブレットが1.7%となっている。実施した活動で一番多かったのは「通常業務をスマートデバイスで」こなしたのが約70%。ほかには、スマートデバイスについて徹底的に考えたり、議論をしたりするのに時間を費やしたケースもあったという。

図1 イベントで利用された端末
※クリックすると拡大画像が見られます

 不便と感じた業務が企画(資料作成)で約40%となっており、オフィスソフトが必要とされたためだという。Outlookでのスケジュールを中心にした社内調整業務も不便だったとしている。ほかにも、技術部門では開発業務で不便を感じている。

図2 PCが利用できずに不便だった業務
※クリックすると拡大画像が見られます

 イベントに参加した60%は、今後のスマートデバイスの活用意識が向上したという。スマートデバイスだけで業務をこなしてみて不便はあったが、徹底的に使ってみることでさまざまな気付きや課題を見出したことで、スマートデバイスの活用意識が高まったと説明している。

 スマホフライデーを「今後もやりたい」と回答したのは約60%となっている。そのうち約30%は「毎月」の開催を希望している。今後の実施に前向きな姿勢がうかがえると表現している。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    MITスローン編著、経営層向けガイド「AIと機械学習の重要性」日本語版

  2. クラウドコンピューティング

    AWS提供! 機械学習でビジネスの成功を掴むためのエグゼクティブ向けプレイブック

  3. クラウドコンピューティング

    DX実現の鍵は「深層学習を用いたアプリ開発の高度化」 最適な導入アプローチをIDCが提言

  4. セキュリティ

    ランサムウェアを阻止するための10のベストプラクティス、エンドポイント保護編

  5. セキュリティ

    テレワークで急増、リモートデスクトップ経由のサイバー脅威、実態と対策とは

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]