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松岡功の「今週の明言」

マカフィー社長が語るインテルとの関係 - (page 2)

松岡功

2013-02-08 12:00

 ただ、日本のセキュリティソフト市場は世界中でも激戦区といわれ、競合との戦いはこれからますますヒートアップするとみられる。2012年で手応えをつかんだブロイド氏が、今後どのような経営手腕を発揮するか、注目しておきたい。

「もっともっと人間寄りのシステムをつくっていきたい」 (富士通 川妻庸男 執行役員常務)

 富士通が1月23日、在宅医療・介護など高齢者の健康や生活を包括的に支援するクラウドサービス「高齢者ケアクラウド」を提供開始すると発表した。川妻氏の冒頭の発言は、その発表会見で、同サービスに象徴される今後のICTのありようについて語ったものである。

富士通の川妻庸男 執行役員常務
富士通の川妻庸男 執行役員常務

 高齢者ケアクラウドは、同社において過去2年間にわたる在宅医療現場や東日本大震災の被災地での高齢者ケアへのICT利活用の経験を踏まえ、医療法人社団 鉄祐会 祐ホームクリニックの武藤真祐理事長の協力を得て開発したものである。

 同サービスは、「高齢者を皆で支えあう社会へICTで貢献」をコンセプトに、「在宅医療・介護」「地域・NPO」「生活産業」といった高齢者を支える関係者をICTで支援するソーシャルクラウドで、高齢者一人ひとりと社会(医療・介護・地域・流通・親子など)が経済循環性を保ちながらもつながることを目指すとしている。

 同社ではその第1弾として、在宅医療・介護に特化したサービスの総称を「Fujitsu Intelligent Society Solution 往診先生」と名付け、3種類を用意した。在宅医療の質を高めつつ、従事者の負担を軽減する「在宅医療支援SaaS」、在宅医療・介護事業者の情報連携により多職種協働を可能とし、各関係者が1つのチームとして高齢者を支援する「在宅チームケアSaaS」、患者や家族からの連絡や問い合わせに24時間365日対応する「在宅医支援コンタクトセンターサービス」である。

 高齢者ケアクラウドの詳しい内容については、すでに報道されているので関連記事等をご覧いただくとして、ここでは川妻氏の冒頭の発言の背景について紹介しおこう。

 「もっと人間寄りのシステムを」という考え方は、同社が今、事業ビジョンに掲げている「ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティ」がベースとなっている。

 同氏によると、「例えば医療の分野では、ICTベンダーにとっては電子カルテが一番のアプリケーションとなるが、電子カルテが進歩しても病気になる人が減るわけではない。その意味では、病気になるのを防いだり健康診断の結果から病気を予測するような人間寄りのシステムが必要になる」とし、冒頭の発言が続いた。

 まさにICTがこれから目指す方向である。ただ、川妻氏も「ちょっと舌を咬みそうで恐縮だが…」と語っていたが、「ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティ」という言葉、もう少し万人に響くような短くてわかりやすい表現にできないものか。筆者も知恵を絞ってみたい。

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