日本HP、HP-UX上のデータベースを高速化させるリファレンスモデル発表 - (page 2)

大河原克行

2013-04-04 17:38

 同日から始まった同キャンペーンは、サーバのIntegrityシリーズなどを利用しているユーザー企業に向けたもの。Superdome 2のセルブレードを3枚以上を購入したユーザー企業を対象に、Superdome 2エンクロージャー8ソケットモデル(価格は924万円)、Superdome 2エンクロージャー16ソケットモデル(価格は1824万円)を525円で提供する。キャンペーン期間は9月30日まで。

 これは、日本だけのキャンペーンであり、国内で数千台単位がキャンペーンの対象となる。運用費や移行費用に対する課題を持つユーザーに対して、訴求していくキャンペーンとして用意したという。

 一方、UNIX OSの最新版である「HP-UX 11i v3」のアップデートも発表した。仮想化技術として新たな「ダイナミックメモリー」機能を提供する。仮想化ソフトウェア「HP-UX vPars and Integrity VM v6(vPars v6)」の機能を拡張し、システム稼働中に仮想サーバに割り当てられている物理メモリの追加、削除が可能になった。

 HP-UX 11i v3は、設計思想を大きく変更し、各機能が完全にモジュール化されているため、OS全体のバージョンアップを行わず、機能ごとのアップデートが可能になり、アプリケーションの再テストなどを行う必要がないというメリットもある。

 「最低限のメモリを利用するスモールスタートで導入し、必要なときに柔軟にメモリを増やすことができ、ミッションクリティカル上でのコスト削減が可能になる。また、HPでは2022年末まで、HP-UX 11i v3のサポートをコミットしているが、今後も機能強化を継続的に進める中で、モジュール化したことで長期間にわたって新機能が導入でき、持続的成長システムを提供できる」(日野氏)

 そのほか、「HP-UX vPars」と「HP Integrity Virtual Machines」という2種類の異なる特性を持ったHP-UXの仮想化ソフトウェアを同一物理サーバ上で共存が可能とし、ワークロードにあわせて選択できるようにした。再起動の高速化を実現するモジュールも新たに提供。ミッションクリティカルシステムのダウンタイムを短縮化できるという。

 「HPでは、ミッションクリティカル戦略として、2012年11月に“持続的成長システムの実現”を打ち出しており、既存資産を活用しつつ、長期間にわたって継続的に最先端技術を利用可能なプラットフォームを開発し、提供することを打ち出した。2011年からスタートしている“Project Odyssey”は、持続的成長プラットフォームを実現する具体的な取り組みのひとつで、第1弾として2012年11月にItanium 9500への対応を図った。今回の製品は、HP-UX、ノンストップのさらなる機能拡張に継続的に投資していることを示したものであり、同時に次世代ミッションクリティカルプラットフォームの開発に取り組むことで、ミッションクリティカル適応領域の拡大に取り組む」(手島氏)

  • 525円で購入できる

  • Project Odysseyの概要

  • 仮想化機能「vPars v6」の概要

  • vPars v6で提供される新機能のダイナミックメモリー

  • モジュール構成となっているHP-UX 11i v3

  • 日本HPの本社社員食堂で期間限定で提供された「Super丼me 2」。初日の200食は完売だったという

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