富士通は4月8日、仏のクラウドサービス事業者RunMyProcessの全株式を取得することで合意、契約を締結したことを発表した。同社は、クラウドベースの統合プラットフォームを提供している。
RunMyProcessは2007年の創業。同社のクラウドサービスは、クラウドやオンプレミスのさまざまなサービスを組み合わせてシステムを構築する統合プラットフォームであり、ユーザー企業は同サービスを活用して、システム構築を小さく始めて必要に応じて拡張していくというメリットを活用できるという。これまでに45カ国300社以上のユーザー企業の利用実績、25カ国53社のクラウドインテグレーターとの協業実績があると説明している。
富士通はRunMyProcessの統合プラットフォームをクラウド商品群に加えてポートフォリオを強化していく。富士通は、クラウドビジネスの拠点となる“グローバルソフトウェアセンター”を米シリコンバレーに設立することも発表している。RunMyProcessをはじめとするクラウドサービスのビジネスとポートフォリオを拡大していく。