NECとHPがエンタープライズコンピューティング分野において技術提携強化

山田竜司 (編集部)

2013-07-22 16:19

 NECと米ヒューレット・パッカードカンパニー(HP)は7月22日、エンタープライズコンピューティング分野において技術提携を拡張すると発表した。

 NECとHPは、1995年に戦略的なパートナーシップを締結し、UNIXベースの基本ソフト「HP-UX」や、HP Integrityサーバ、NEC NX7700iシリーズにおいて協業してきたが、今回協業領域をx86サーバの分野に拡張する。

 これにより、HP のSuperdome2とブレードテクノロジーを基盤とする高拡張性のサーバーであるDragonHawk(開発コードネーム)などの開発を加速する。また、共同開発した新サービスについては世界市場での展開を計画しているという。

 今回の提携で、従来展開してきたメインサーバである「HP Project Odyssey」との一貫性を維持しつつ、エンタープライズ領域におけるユーザー固有のニーズに対応する予定である。

 また、戦略提携の拡張の一つとして、LinuxおよびWindowsベースのミッションクリティカルなサービス提供のため、x86プラットフォームの品質保証のためのテストや検証などの技術協業を推進する。

 米HPは「今回の提携は、HP Integrityプラットフォームに対し、業界をリードする革新の提供を継続するというコミットメントを裏付けるものである」とコメントしている。

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