Meiji Seikaファルマは製品の研究開発を強化するため、社内のプロジェクトを一元管理するシステムを稼働させた。製品やサービスを提供したアシストと日本オラクル、STNetが11月28日に発表した。
Meiji Seikaファルマは、医療用と動物用の医薬品、農薬などの製造と販売を中核に事業展開している。同社はこれまで、プロジェクト管理でそれぞれの部署で個別に管理していたため、費用や進捗、工数や要員などの情報の一元的管理や部門内共有に課題を抱えていた。
これらの課題を解決するため、研究開発プロジェクトごとのリソース投資状況を把握するための情報を一元管理、リソースの最適化を図るための判断に役立つリソース管理システムの構築を決定した。
稼働している管理システムはプロジェクト管理アプリケーション「Oracle Projects」とデータのグラフを表示したりレポート作成できたりするビジネスインテリジェンスツールにで構築された。現在はMeiji Seikaファルマの研究所や研究開発管理部門などの業務担当者が同システムを活用、研究開発プロジェクトを実行、管理しているという。
新システムを導入したことで、研究開発プロジェクトのリソース状況管理の標準化や業務効率化、部門内共有など、正確な予実管理などが可能になったと説明している。