星野リゾート、SaaS型CRMによりキャンセル率を50%軽減

山田竜司 (編集部)

2013-12-05 17:21

 星野リゾートはブライダル事業において、クラウド型のCRMを導入、迅速に意志決定している。製品を提供しているゾーホーが12月5日に明らかにした。

 星野リゾートのうちリゾート施設「リゾナーレ八ヶ岳」のブライダル事業では、もともとMicrosoft Excelで顧客を管理してきたが、「ファイル紛失のリスク」「共有作業の煩雑さ」を考慮し、6月にクラウド型顧客管理「Zoho CRM」を導入した。

 ウェブからの予約をAPIで直接「Zoho CRM」に取り込む事で、入力の手間を軽減。さらにSaaS型ビジネスインテリジェンスサービス「Zoho レポート」と連携することにより、営業やマーケティングのデータを毎日レポート形式で視覚化しているという。

 これにより、責任者は場所を問わず必要な時に現状把握ができ、2週間に1度の割合で実施していたデータの可視化による意志決定が即日にもできるようになったと説明する。また、Zoho CRMに登録された情報を基に来館者の傾向を分析し、キャンセル率を50%軽減することにも成功したという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. ビジネスアプリケーション

    Microsoft 365で全てを完結しない選択、サイボウズが提示するGaroonとの連携による効果

  5. セキュリティ

    生成AIを利用した標的型攻撃とはどのようなものなのか?実態を明らかにして効果的な対策を考える

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]