良質な油とは?
意識して摂るのが良い油とは、不飽和脂肪酸の一種であり、オメガ3と呼ばれています。青魚を始めとする亜麻仁油、えごま油、くるみなどアルファリノレン酸を含んでいる油で、体内で生成することができないことから意識的に摂ることが大切です。 オメガ3を多く含む食品はこちらです。
- 青魚
- 亜麻仁油
- えごま油
- しそ油
- インカインチオイル
- くるみ
- 緑黄色野菜
- 豆類
最近では輸入系や自然食品を多く取り扱うスーパーマーケットで、亜麻仁油が売られているのを見る機会が増えました。オメガ3は酸化しやすいので、熱を通さずドレッシングやドリンクに混ぜるなどして生で摂り、開封後は冷蔵庫で保管して1カ月ほどで使い切りましょう。
大切なのは油のバランス
普段私たちが摂りがちな油は、オメガ6という種類で、コーン油、ひまわり油など家庭や飲食店でよく使われている油です。
オメガ6も体の中で生成することができない必須脂肪酸なので、適切な量を摂取する必要があります。しかし、過剰摂取をすると脂肪酸のバランスが崩れてアレルギーや炎症の反応や血栓促進作用があるため、花粉症を始めとするアレルギー症状の悪化や体調の不調の一要因にもなると言われています。
オメガ3とオメガ6のバランスが1:4 が理想的な比率と言われていますが、現代人は1:10に偏りがちで、中には1:50の人もいるため、危険信号が出ています。
特に食生活が偏りがちな方はオメガ6を控えて、オメガ3を積極的に摂ることをオススメします。