ビジネスアナリティクス、情報の可視化や意思決定支援が中心--IDC調査

山田竜司 (編集部) 2014年04月08日 13時47分

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 IDC Japanは4月8日、国内のエンタープライズアプリケーションとビジネスアナリティクスに関して企業ユーザーの調査結果を発表した。企業が抱える経営課題と して、「業務コストの削減」「ITコストの削減」に対する回答率が高いものの、「人材育成の強化」「販売/営業プロセスの強化」「新規顧客の獲得」「マーケティング力の強化」といった項目に対する回答率が高く、企業の経営改革がコスト削減や売り上げ向上も主論点になりつつあるという結果が出た。

 統合基幹業務システム(ERP)の導入状況については、海外売上比率が10%未満の企業では、海外拠点のERPの導入状況として「未導入」「不明」とする回答が多いが、海外売上比率が50%を超える企業では、同項目に対する回答が少ない。IDCはグローバル展開を進め、海外売上比率を高める中で、ユーザー企業はITを活用したガバナンス体制の整備が必要になっていると説明している。

 ビジネスアナリティクスシステムの導入率や導入レベルも調査。導入目的がBAシステムの導入目的が「収益管理/原価管理の精度向上」や「事業予算の計画/管理」といった財務指標を中心とした情報の可視化と意思決定支援に重点が置いている。

 ビジネスアナリティクスの活用レベルでは、これまで活用の高度化に向けたソフトウェア投資は、主にインフラ領域に対するものだったが、2013年以降、インフラのみならずアプリケーション領域に対するソフトウェア投資も動き出しているとした。

 調査は、国内企業ユーザー1040社を対象に1月に調査した。


現時点の経営課題およびIT投資によって解決したい経営課題(IDC提供)

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