デジタルアーツとNRIセキュアテクノロジーズ(NRIセキュア)は5月13日、大容量のファイルを簡単かつ高いセキュリティレベルでメールで送信できるというサービスを発表した。企業や官公庁向けに5月29日から提供する。
デジタルアーツの「m-FILTER」とNRIセキュアの「クリプト便」の連携機能を共同で開発した。m-FILTERは、誤送信対策や全文保存、保存メールの検索などの機能を備えたメールフィルタリングソフト。クリプト便は、大容量ファイルにも対応した(今回の連携機能では100Mバイトのファイルまで送信可能)、ネットを介した電子ファイルのやり取りを安全かつ確実に実現できるというファイル交換サービス。
提供されるサービスでは、「m-FILTER MailFilter」バージョン4以上(5月29日リリース予定)と、そのオプション「m-FILTER クリプト便 Adaper」、m-FILTER連携専用サービス「クリプト便 for m-FILTER」を組み合わせる。サービス全体の流れは以下の通り。
- 送信者がメールにファイルを添付して送信する
- メール本文はm-FILTER経由で受信者に送信され、添付ファイルはクリプト便に自動的に分離保管される
- クリプト便から受信者にURLの記載されたメールが送信される
- 受信者はメールに記載されたURLにアクセスする
- 添付ファイルをダウンロードする
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