コムツァイトは、在宅介護見守りシステムを展開している。家の中に取り付けたセンサのデータをAzure上のSQL Serverに蓄積。さらに血圧計、体温計といったヘルスケア機器へ接続し、血圧値が異常に高い場合にはアラートを出すといった使い方ができる。個人のプライバシーを守りながら、動きを把握できる場所にセンサを置くことがポイントの1つだという。この2月から鹿児島県でスタートした長期の実証実験の最中だ。

コムツァイトの在宅介護見守りシステムの管理画面
オムロンの製造業向けサービスは、パソコンを介さず、製造現場に導入されている基盤のデータから直接SQL Serverにデータを送信するコントローラを2年前に開発。現在、この製品を進化させた「マシンインターフェース NAシリーズ」を近日発売する。この製品は、機械のデータを集めてパソコンやサーバ、人間などに送るシステム。Windows Embeddedベースで開発され、リッチメディアの活用、遠隔管理、Intelligent Systemとの親和性の高さなどの特徴を持っている。

オムロンが開発した製造業向けサービスの概要