開発中のアプリケーションをパワーアップさせる10の心得

Mary Shacklett (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 2014年07月07日 07時30分

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 アプリケーションの「パワーアップ」と言われると、より高速に、そしてより使いやすく、より仕様に合ったという観点で考えがちである。しかし、開発者が自らのアプリを最適な状態に保ちつつ、ユーザーから高い評価を得るための、基本的な心得がいくつか存在している。


#1:品質保証工程にエンドユーザーテストと受け入れテストを含める

 アプリケーションの配備前に、その使い勝手と機能性を確認するユーザーテストを含めた品質保証テストを行っておけば、配備直後にメンテナンス要求や拡張要求が出てくる可能性を低減できるはずだ。アプリケーション開発にはこういった行程を置いておくべきだ。するべき他の作業があるにもかかわらず、アプリケーションの再設計や再配備などやりたいとは思わないだろう。

#2:優れたテストデータを使用する

 筆者にもアプリケーション開発の経験があり、不完全なレコードや美しくないデータを用いて作業しなければならなかった時の苦々しい思い出がある。アプリに対するすべての修正や関数が実際に正しいかどうかを判断できないため、とてもストレスがたまったのである。アプリ開発チームのリーダーであればこのような事態を招いてはならない。アプリケーションにおけるあらゆる側面をテストできるような、ちゃんとしたテストデータを要求するのだ。実際の本番環境でアプリケーションが正しく動作することを確認するには、これしか方法がないはずだ。

#3:しっかりした仕様書を用意する

 アプリケーションの設計作業に入る前には、それがどのようなアプリケーションであったとしても、明確なドキュメントを用意し、業務部門とIT部門の双方でそれらが理解されているべきだ。短いパイロットプログラムやプロトタイプを作成し、アプリケーションの概念実証を行った方がよいという場合も数多くある。しかし、アプリケーションの設計やコーディング、テストの最終段階ではそれぞれ、アプリケーションの仕様、処理方法、業務部門の手にする結果が明確になっていなければならない。成果物の完全性をエンドユーザーとともにレビューし、設計作業が本格化する前に完璧なものにしておくことは、IT部門におけるアプリケーションプロジェクトのマネージャーに課された責任なのだ。

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