IBM Global CxO Studyを読む

日本企業のCEOが目指す「真のグローバル企業」の姿とは - (page 4)

大西高弘 (NO BUDGET) 怒賀新也 (編集部)

2014-07-10 12:39

斉藤氏のメモ

ループス・コミュニケーションズ代表の斉藤 徹氏
ループス・コミュニケーションズ代表の斉藤 徹氏

 今回は、日本の経営者が強く意識している「グローバル化」がテーマでした。IBMは、昨年の同ジャパンレポートにて「日本企業は、加工貿易モデルから事業投資モデルへ移行すべし」と提言しています。これは、世界市場の成長機会をとらえて、日本を中心とした資本と人材の循環をつくるという構想で、まさに当記事のエッセンスと言えます。欧米グローバル企業では、文化的背景の異なる人々の意思疎通を図るために、業務プロセスの定義、用語法の統一、分析フレームワークの統一、改革の進め方の方法論化を熱心に行っており、これが小鹿氏の指摘の3つのポイントの勘所でしょう。

 一方で、標準化や数値経営が過ぎると社員の勤労意欲は減退し、社会への貢献意識も失われていきます。グローバル企業の手法を取り入れながらも、日本企業の持ち味であった「人を大切にする経営」を強みとし、生活者に愛される企業を目指してほしい。それこそが日本独自のビジネス・カルチャーである、個人的にはそう感じています。

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