Microsoftは米国時間の7月14日から4日間、米ワシントンD.Cで年次パートナー向けカンファレンス「Microsoft Worldwide Partner Conference 2014」(WPC 2014)を開催している。
初日の基調講演で、同社最高執行責任者(COO)を務めるKevin Turner氏が、HP製の199ドルPCを発売すると発表した。また、7、8インチモデルの端末を99ドルで提供することもあわせて明らかにした。
Turner氏が発表した199ドルPC
クラウドファースト、モバイルファーストを強調し、どちらかと企業向けの取り組みを前面に出したTurner氏のキーノートだった。 「WindowsでPC市場のシェア90%を取ったが、スマートフォン、タブレットの台頭で端末シェアは14%であり、これはわれわれにとってチャンス。当然王者の戦い方ではなく、挑戦者として立ち向かう」と同氏は話した。
Microsoftは、4月に開催したデベロッパー向けカンファレンス「Build」で、9インチ以下のWindowsとWindows Phoneを無償化すると発表しており、Turner氏は「この施策により、(スマホやタブレットなど)9インチ以下の端末でのWindows採用が増えるだろう」と話した。