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ファイテン、BCP対策に監視体制を刷新--CPU使用率やネットワークも監視

山田竜司 (編集部)

2014-08-20 07:00

 スポーツ関連グッズや健康食品などを製造、販売するファイテンはシステム監視体制を刷新して、事業継続性を高めている。アイビーシーが8月19日に発表した。

 同社は国内7カ所の営業所に加えて、商品を販売するショップを国内で126、海外で123運営しており、500人以上の従業員が勤務している。システム部は製造や物流、在庫などの基幹系システムを管理しており、サーバ約50台、ルータやスイッチ約15台を3人で運用していた。

 以前は事務所内にサーバルームがあり「Ping」コマンドでネットワーク死活を監視していた。監視作業はソフトウェアサポートとともに外部業者に委託しており、業者から連絡があれば調査するという受け身の状態だった。

 2011年3月の東日本大震災を機に事業継続計画(BCP)上の観点から2012年12月末に社内のサーバルームにある基幹システムを外部のデータセンターへ移設し、システム監視体制を見直すことになった。手元にシステムがなくなるため、遠隔地から監視できる仕組みが必要であり、死活監視だけでなく性能監視までカバーできる、問題事象のタイムリーな検知と迅速な対応が求められていた。

 OSSの統合運用管理ソフト「Hinemos」の提案を受けていたが、サポート費用が高額で要件に合致しなかった。システムインテグレーターのアイエフティを通じ、アイビーシーのシステム性能監視アプライアンス「System Answer」を勧められた。

 OracleDatabaseサーバの高CPU負荷や、サーバディスク容量の不足といった事象をテスト使用で初めて把握できたほか、「画面表示およびドキュメント類が日本語表記」「導入コスト」「設定・操作」「サポート」などを評価して導入が決定したという。

 2013年5月にSystem Answerを導入、現在は70ノード、1ノードあたり4~5項目を監視対象としている。System Answerで監視項目に対して閾値を設定しており、アラートを検知するとメール通知、パトライトが点灯する体制を構築しているとした。

 早期に障害が発生したことを確認できることだけでなく、原因の特定ができる点を評価している。現在は特にアラートの頻度は少なく、 大きなトラブルも発生していない。

 導入後はPCがネットワークにつながらないといった問題も、エンドユーザーから連絡が来る前に検知できるようになったほか、どのフロアのどのインテリジェントスイッチに問題があるかを自席から確認できるという。

 また、各拠点のアクセス回線が1日につき2~3回遮断するという現象が発生しているが、事象を即時把握できるため、システム部主導による早期解決と復旧が実現できるとした。

 「人災によりスイッチの電源断やポートダウンした箇所の把握」「サーバ異常の際のスイッチ特定」「ディスクの増減率をはじめとした各種稼働ログの保存」などにシステム部3人の誰でも対応できるようになった点が大きいとした。

 今後の取り組みとして、本社と各営業所のスイッチをインテリジェントスイッチへリプレイスすることや、仮想化システムの統合を進める計画があるという。

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