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世界サーバ市場、買い換え時期に入り好調--第2四半期IDC調査

Charlie Osborne (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2014-09-02 12:49

 世界のサーバ市場は2014年第2四半期、企業によるサーバの買い換え時期に差し掛かったこともあり、前年同期比2.5%増の126億ドルとなった。

 調査会社IDCによると、サーバの出荷台数も第2四半期、前年同期比1.2%増の220万台になったという。またGartnerによると、ハイパースケールデータセンターのキャパシティに対する投資の大部分は、世界の大企業と中小企業の「戦略上の焦点」となり続けているサーバ統合によって相殺されているという。


 さらにIDCは、企業による自社のサーバテクノロジの刷新という動きが継続しているため、「市場の発展が加速されると期待できる」と述べている。

 IDCのエンタープライズプラットフォーム担当ゼネラルマネージャーであるMatt Eastwood氏は以下のように述べている。

 「サーバ市場は、金融危機からほどなくして導入されたシステムの退役、更改という周期的な交換サイクルの入り口に差しかかっている。IDCは、この交換サイクルが2015年に入っても続き、『Windows Server 2003』のサポートを終了するというMicrosoftの発表に加えて、Intelが今後リリースする『Grantley−EP』プラットフォーム(『Intel Xeon E5-2600 v3』製品ファミリ)や、関連サーバプラットフォームについての数多くの発表があることを考えると、市場の好調さは加速していくものと期待している」

 IDCによるとそれと同時に、「第3のプラットフォーム」(モバイル、ソーシャル、ビッグデータ、クラウドで構成されるプラットフォーム)のワークロードに対する企業投資が増えているという。こういったワークロードは、計算能力やキャパシティの増加に対応できるシステム、すなわちハイパースケールインフラ上でよく採用されているWebスケールアーキテクチャを活用するものだ。

 第2四半期、Hewlett-Packard(HP)はx86ベースの「ProLiant」サーバに対する需要の高まりを受け、世界のサーバ市場における工場出荷金額のシェアで25.4%を獲得し、トップの座を維持した。2位につけたのはIBMで、同社の「IBM Power」ベースのシステムに対する需要が急激に落ち込んだにもかかわらず23.6%のシェアを獲得した。なおこの需要の落ち込みはIDCによると、サーバ更改時期が近づいている兆しだという。Dellは世界のサーバ市場で3位の座を維持し、OracleとCisco Systemsはほぼ同率で4位となった。

 Gartnerによると2014年第2四半期、世界のx86サーバへの需要は前年同期比7.8%増の98億ドルになったという。また非x86サーバの売上高は前年同期比12.8%減の27億ドルとなり、12四半期連続で売上高が減少したことになる。ブレードサーバの需要は前年同期比7%増の21億ドルとなった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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