レッドハット、ストレージソフト新版提供--Hadoopやペタバイトに対応

NO BUDGET 田中好伸 (編集部)

2014-10-10 14:54

 レッドハットは10月9日、スケールアウト型のファイルストレージを定義するためのソフトウェアの新版「Red Hat Storage Server 3」の提供を開始した。オープンソースソフトウェア(OSS)の分散ファイルシステム「GlusterFS 3.6」と企業向けLinuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 6」がベースとなっている。

 ストレージの総コストを引き下げつつ、ペタバイト級のデータ容量まで容易に拡張でき、ストレージ環境をきめ細かく制御できるように設計されているという。サポートされる1サーバあたりのドライブ数が最大36基から60基に、1クラスタあたりのサーバ数が最大64台から128台に拡張され、1クラスタあたりり最大19Pバイトの容量を使用できるという。

 特定時点のクリティカルデータをボリュームスナップショットでコピーできる。システムやネットワークを監視するOSSの「Nagios」、TCP/IP網でルータやサーバなどをネットワーク経由で監視、制御するためのプロトコル「SNMP」などでストレージクラスタを包括的に監視する機能も搭載している。

 分散並列処理プログラミングフレームワーク「Apache Hadoop」のワークロードを、ストレージサーバ上で実行できるHadoopファイルシステム向けプラグインをサポートしている。Hadoopを管理、監視するコンポーネントとなる「Apache Ambari」と統合してHadoopや基盤となるストレージを管理、監視できるようにもなっている。

 ソリッドステートドライブ(SSD)に対応することで高性能が求められるワークロードを実現できるという。ハードウェア互換性リスト(HCL)の拡張で利用できるハードウェアの幅も広がっているとしている。RPMベースで提供されることから、導入済みのRHEL環境にRed Hat Storage Serverを簡単に追加できると説明している。

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