編集部からのお知らせ
「サイバー防衛」動向の記事まとめ
「半導体動向」記事まとめ

「OpenStack」の新バージョン「Juno」がリリース--Hadoopでビッグデータ処理が可能に

Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2014-10-17 10:27

 大手IT企業が共同で取り組む「OpenStack」の最新バージョンがリリースされた。この「OpenStack 2014.2」は「Juno」と名付けられ、ビッグデータ関連の新機能が追加されている。

 新しいOpenStackには、あまり多くの新機能は追加されていない。OpenStack FoundationのエグゼクティブディレクターであるJonathan Bryce氏は、Junoについて、追加された新機能の10倍の数のバグを修正した、Icehouseのコードベースを成熟させたバージョンだと説明している。

 とはいえ、Junoには重要な新機能である「Sahara」が追加されている。これによって、OpenStackでHadoopのビッグデータアプリケーションを動かすことができる。また、SaharaではHadoopと協調して動作するインメモリコンピューティングフレームワークである「Apache Spark」もサポートされている。同時に、「OpenStack Trove」には、NoSQLデータベース管理システムであるMongoDBのクラスタをサポートする新しいクラスタリングAPIが追加された。

 ストレージコンポーネント「Swift」がSwift 2.0になったことにも要注目だ。これによってクラウド管理者はOpenStackのバックエンドストレージオプションをより細かくコントロールできるようになる。

 OpenStackのネットワークコンポーネントである「Neutron」のIPv6サポートも改善されている。また、「Nova」では初めてネットワーク機能仮想化(NFV)がサポートされたが、これはまだベータ(あるいはアルファ)テスト水準の技術だ。

 簡単に言えば、OpenStackのクラウドでHadoopを使ったビッグデータの処理を行いたいのでなければ、今回のリリースにはそれほど刺激はない。ただし、新しい機能よりも重要なのは、これがこれまでで最も本番環境で使う準備が整っているリリースだということだろう。多くのクラウド管理者は、どんなに素晴らしい新機能よりもこれを歓迎するはずだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 開発

    なぜ、コンテナー技術を使うことで、ビジネスチャンスを逃さないアプリ開発が可能になるのか?

  2. セキュリティ

    2022年、セキュリティトレンドと最新テクノロジーについて、リーダーが知っておくべきこと

  3. ビジネスアプリケーション

    全国1,800人のアンケートから見えてきた、日本企業におけるデータ活用の現実と課題に迫る

  4. 運用管理

    データドリブン企業への変革を支える4要素と「AI・データ活用の民主化」に欠かせないテクノロジー

  5. 経営

    テレワーク化が浮き彫りにしたリソース管理の重要性、JALのPCセットアップを支えたソフトウエア

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]