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ビームス、RFID活用した顧客サービス向上の実証実験--商品情報を閲覧

NO BUDGET

2014-11-19 08:00

 富士通は11月18日、RFIDを活用した顧客体験を提供する実証実験を開始したと発表した。ビームスの「ビーミング ライフストア(B:MING LIFE STORE)」のららぽーとTOKYO-BAY店で12月19日まで展開する。

 ビームスは、RFIDを活用したオペレーションの効率化を掲げ、業界に先駆けて2012年にRFIDを導入し、店舗での決済や棚卸し、物流センターでの一括読み取りによる在庫管理などの業務運用にRFIDを活用してきた経緯がある。

 今回の実証実験は、RFIDのさらなる活用による顧客サービスやマーケティング精度の向上を目指す。ビーミング ライフストアは、ビームスが幅広い世代に向けたショップとして展開している業態で、メンズやウィメンズ、キッズ、ベビーまでさまざまな服と雑貨を販売している。実証実験は、同店舗が扱う中でもサイズや色の種類が特に多く、商品情報のニーズが高いキッズアイテムが対象となる。

店内に設置しているRFID活用什器
店内に設置しているRFID活用什器(富士通提供)

 店舗には、RFIDリーダーを組み込んだ木に見立てたハンガーポールに、タブレットを嵌め込んだ鳥の巣箱を取り付け、服の止まり木をイメージした什器を設置。実際に買い物をする客は、興味を持った服をハンガーポールにかけることで、RFIDタグのついた商品を什器に近づけることになり、組み込まれたRFIDリーダーが商品を認識する。それにより、その商品が展開しているカラーやサイズ、特徴、在庫情報やコーディネート例がタブレット画面上に表示されるため、店舗スタッフに確かめずとも、商品の詳細な情報を取得できるという。

 これによって、店舗は顧客に対し、買い物の利便性だけでなく商品との新しい出会い方を演出でき、購買意欲の向上につなげるとともに、混雑時の店舗スタッフの接客支援による効率化を図れるとしている。また、どの商品がどのくらい情報が閲覧されたかといったログが収集できるため、今後の商品開発や店舗レイアウトなどのマーケティングに生かすことも可能になると見込んでいる。さらに、将来的にはECサイトとの連携などにより、さらなる顧客サービスの向上に向けた取り組みにもつなげていく予定。

 今回のシステムは、コンセプトの立案からサービスの具現化、システムのデザインまでを富士通デザイン、アプリケーション開発は富士通システムズ・イースト、RFIDリーダとアンテナ開発は富士通フロンテックが担当し、企画から開発まで富士通グループでトータルに提供している。

 富士通では今後、実証実験の効果を測定し、ビーミング ライフストアでの応用をビームスとともに検討していく。RFIDのみならずビームスの先進的取り組みを継続的にサポートしていく方針としている。

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