Amazonは米国時間11月19日、同社における再生可能エネルギーの利用率を世界規模で100%にまで高めると約束した。なお、その期限は明確にされていない。
オンライン小売業からクラウド界の巨人へと転身した同社は、「Amazon Web Services」(AWS)サイト上において、枯渇性エネルギー資源への依存を今後の数年間で減らしていくという長期的な確約を記している。
Greenpeaceの年次レポートでは、Amazonは現在のところ、データセンター運営業者およびクラウドプロバイダー部門で「最もダーティーな」企業の1つに挙げられている。
AppleやGoogle、Facebookの各社は既に、大規模データセンターの運用を風力や太陽光を含むクリーンなエネルギーでまかなっていくことを約束している。
Amazonは、3年前の「米国西部(オレゴンリージョン)」を皮切りにカーボンニュートラル(二酸化炭素の排出量と吸収量が同一となっている)なデータセンターリージョンを作り出してきており、現在では米政府関係の顧客向けに用意された「AWS GovCloud(US)リージョン」を含む3カ所以上のAWSリージョンがクリーンであると見なされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。