アールシーコアは、iPadで社外から社内にある資料にアクセスするために、ファイル共有システムを導入した。アクロニスが12月1日に発表した。
アールシーコアではログハウスなど、自然材を使った木の住宅を提供している。全国43カ所に住宅展示場を展開し、モバイルデバイス向けアプリを自社開発、展示場に来場した顧客とのコミュニケーションを図っていた。
iPadの導入を社内に拡大し、モバイルデバイスを一元管理するモバイルデバイス管理(MDM)ツールを導入したが、建設現場の監督やメンテナンス担当者、その他さまざまな職種による更なるモバイルデバイスの活用には、社外から社内にある資料が閲覧可能なサービスが必要だったという。
同社は、社外からの社内ファイルサーバにあるファイルを閲覧、編集できる「Acronis Access」を導入。採用理由としてファイル閲覧機能のほか、同期機能やセキュリティ、直感的な操作体系、コストパフォーマンスのよさなどを挙げた。
現在アールシーコアではAccessがさまざまな職種で使われてるという。販社担当者が、販社訪問時に社内資料を参照し、展示場でデザインや調度品を指導する担当者が、他の展示場の写真を参照するなど、さまざまな職種で利用が推進されているとした。