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コンテンツ閲覧だけじゃない--日本HP、企業向けタブレット新製品を発表

三浦優子

2015-01-27 14:53

 日本ヒューレット・パッカード(HP)は1月26日、法人向けタブレット8機種を発表。特定業種向け専用端末、マルチOS/マルチサイズ製品群、教育分野向け、ノートPC活用のニーズ拡大という4分野に向けた製品となっている。

 日本HP 取締役 副社長執行役員 プリンティング・パーソナルシステムズ事業統括の岡隆史氏は「モビリティはワールドワイドで注力している分野だが、日本でもテスト段階を終えてビジネスにつながるフェーズが始まろうとしている」との見方を示した。

岡隆史氏
日本HP 取締役 副社長執行役員 プリンティング・パーソナルシステムズ事業統括 岡隆史氏

 「これまでビューワとして基幹業務とは切り離して使われてきたタブレット、スマートフォンが基幹業務に直結した用途に利用されるようになってきた。これを踏まえ、特定業種であるべきデザインの製品、WindowsとAndroidとマルチOS戦略の8製品を投入する」とタブレット事業が新しいビジネスフェーズに入ったと説明している。

業種や業務で異なるニーズに対応

 HPの端末戦略について岡氏は、「現在の市場向け製品、最新トレンドを加味した新しい方向性を捉えた製品、将来に向けた素材となるようなものという3つの方向性をにらんだ“3Waves”というキーワードに則って製品を提供している」と説明した。

 「今回発表するのは、現在の市場に向けた製品で、現時点でHPが注力しているモビリティに特化した製品となっている。このモビリティとは、単にハードウェアだけでなくソリューションを含めた事業として捉えている。一口にモバイルといっても必要な機能、製品が異なるため、企業にあわせてさまざまな製品が必要となる。そのニーズにあわせた製品を揃えて提供する」(岡氏)

 HPでは企業でのタブレットの用途を(1)導入フェーズで多かったコンテンツ閲覧とコラボレーション、(2)流通でのレジ、介護や医療などの用途における業務フローのモバイル化、(3)ノートPCとタブレットという2つの機能の活用――と3つに分類した。

 さらにJavaでアプリケーション開発がしやすいAndroid、既存のアプリケーション資産を活かせるWindowsの両方のOSを利用する層があると分析し、その戦略にのっとった新製品を発表した。

製品名税別希望小売価格販売開始
Pro Slate 8 6万9800円4月中旬
Pro Slate 12 7万9800円4月中旬
Elite x2 1011 G1 9万9800円~3月中旬
Pro Tablet 10 EE G1 4万6800円3月中旬
Pro Slate 10 EE G1 4万4800円4月中旬
Pro Tablet 408 G1 3万9800円~3月上旬
ElitePad 1000 G2 看護タブレット14万8000円4月上旬
ElitePad 1000 G2 頑丈タブレット14万8000円5月上旬

 「HP ElitePad 1000 G2 看護タブレット」は医療や介護の現場での利用を想定し、IP54水準の防水、対落下性能約91センチ、IC認証、バーコードスキャナ、銀イオン抗菌加工機能を搭載。「HP ElitePad 1000 G2 頑丈タブレット」は、建設や土木といったフィールドワーカー向けであり、IP65水準の防水機能、対落下性能約1.8メートル、IC認証、バーコードスキャナに加え、追加バッテリでの長時間駆動、シリアルやRJ45などのI/Oを搭載している。

 小売飲食業向けの決済デバイス搭載できる専用アクセサリの「HP ElitePad リテールケース」(税別希望小売価格は2万円、2月中旬から販売)はVESAマウント対応で、標準装備のハンドストラップやオプションのショルダーストラップを用いることで、持ち運びが可能となり、店舗のバックヤードでの利用だけでなく客先で決済できる。サードパーティ製決済デバイスを装着することで磁気カードやEMV、NFCなどの決済方法を選択できる。「HP ElitePadリテールドッグ」に装着すれば、周辺装置と接続し、販売時点情報管理(POS)システムの固定端末としても利用できる。

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