編集部からのお知らせ
解説集:台頭するロボット市場のいま
解説集:データ活用で考えるデータの選び方

モバイル時代のマイクロソフト、生まれ変われる3つの理由

Joe McKendrick (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2015-02-18 06:00

 以前のMicrosoftは、テクノロジ業界で支配的な力を持ち、ゆっくりと確実なペースで経営を進めることができた。製品ロードマップは5年単位で計画されていたが、デスクトップPCとサーバの世界では、それで十分だった。

 いまやテクノロジ業界は変化し、モバイルテクノロジが中心となっている。これがすべてを変えた。モバイル市場は急速な勢いで変化しており、この動きの速い業界では、長期的な製品ロードマップはもはや役に立たない。

 Microsoftはモバイル業界の競争に付いていくためにも、提供する製品の競争力を保つためにも、自らの変化が必要であることに気づいた。モバイル市場の流れに付いていくための社内の変化に関しては、うまく進めていると言っていい。

 同社はテクノロジ業界を全体を牽引する存在になろうとしており、特にモバイルに力を入れている。新しいMicrosoftは、このために3つの取り組みを進めており、それに成功しつつある。

スピード

 ゆっくりとした足取りで進む巨獣だったMicrosoftは、動きの速い、あるいは機敏と言っていいほどのテクノロジ企業に変貌した。同社の事業のすべての分野で、定期的に新製品がリリースされている。

 Microsoftの製品とサービスは、テクノロジ業界の広い範囲をカバーしており、その経営のスピードは素晴らしい。クラウドサービスからソフトウェア製品に至るまで、あらゆるものが定期的にアップデートされ、新たな製品やサービスが提供されるのが普通になっている。

 これがよく現れているのが、「Windows 7」から「Windows 10」までの、比較的短い期間での移行だ。Windows 10はまだリリースされていないが、プレビュー版はすでに公開されている。Windows 10はWindows 7と比べると劇的に異なっているだけでなく、「Windows 8」から見ても進化している。

 Windows 8は古いWindowsを根本から見直したものだったが、多くのMicrosoftの顧客からはあまり評判がよくなかった。しかし同社は、短期間でその批判に対応しており、Windows 10のプレビュー版を見る限り、忠誠心の高いWindows 7ファンを取り戻せるかも知れない。

顧客のフィードバックへの対応

 新しいMicrosoftは、製品ユーザーからのフィードバックに素晴らしい形で応えている。これまでも顧客のフィードバックには耳を傾けていたが、フィードバックへの対応の時期は、あまり時宜を得たものではなかった。

 製品アップデートで顧客の望みが叶えられるのは、よい企業の印だ。Windows 8がリリースされたとき、ユーザーはスタートメニューが削除されたことを批判した。

 Microsoftはその声を聞き、Windows 10ではスタートメニューを再び採用している。従来のバージョンのWindowsよりも機能が増えているほどだ。新しいスタートメニューは、古いスタートメニューと似た形でも使えるが、Windows 8で導入されたライブタイルによる、タッチ操作しやすい操作方法も取り入れている。ほとんどすべての人がこれに魅力を感じるはずであり、これは同社がフィードバックに耳を傾け、それに取り組んだ結果だ。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]