EMCジャパンは、垂直統合型システム製品「EMC VSPEX BLUE」の販売を開始した。「VCE Vblock」「VSPEX」に続くものであり、認定ディストリビューションパートナーを通じて5月下旬から提供される。
VSPEX BLUEは、VMwareの「EVO:RAIL」にEMCの運用管理ソフトウェア「VSPEX BLUE Manager」とリモートサポートソフトウェア「EMCセキュアリモートサポート(ESRS)」などを組み込んだ。サーバやストレージ、ネットワーク、管理環境を2Uにまとめている。仮想マシン(VM)の起動から15分以内でのプロビジョニングを実行でき、他の垂直統合型システム背品に比べ大幅に導入時間を短縮できるとしている。
一般的なモジュール式の構成要素で成り立っているため、1~4つの2U4ノードまでリニアかつシームレスにスケールアップできるという。EMCでは、インフラストラクチャの統合、大規模なリモートオフィスや支店の仮想デスクトップ、マネージドサービスプロバイダーなどに最適としている。
VSPEX BLUE(EMCジャパン提供)