レッドハット、クラウドスタック「Cloud Suite for Applications」を発表

Toby Wolpe (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2015-05-19 10:26

 Red Hatは米国時間5月18日、「Cloud Suite for Applications」を発表した。インフラからアプリケーションプラットフォームまでをカバーし、管理機能を備える完全なクラウドスタックだという。

 Cloud Suite for Applicationsは、PaaSの「OpenShift」、IaaSの「Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform」、ハイブリッドクラウド管理フレームワーク「Red Hat CloudForms」で構成される。Red Hatは6月1日に同スイートのアーリーアクセスを開始する予定で、今後6カ月以内にGA(一般公開)にすることを目標としている。

 企業の間でRed Hatのクラウドサービスの統合が始まっているが、現時点ではインフラとサービスモデルのタイプを決定しなければならない。これに対し、Cloud Suiteは柔軟性をもたらすという。


Red Hatのミドルウェア技術担当バイスプレジデント、Rob Cardwell氏
提供:Red Hat

 「インフラの視点からみると、Cloud Suiteはクラウド機能をアプリ開発レイヤに拡大し、Java、PHP、Rubyと複数の言語をサポートする」とRed Hatでミドルウェア技術担当バイスプレジデントを務めるRob Cardwell氏は述べる。

 Cardwell氏によると、CloudFormsが加わることで、OpenStackインフラの管理性がインフラレベルとテナントレベルの両方で改善する。またOpenShiftにより、統合および検証済みのアプリケーション開発を組み込むことができ、アプリのデリバリを加速できるという。

 競合という点では、Microsoftはすでに、プロプライエタリではあるが仮想化からPaaSまで完全なクラウドスタックを備えることをCardwell氏も認める。そして、「Microsoftもだが、仮想化ベンダー、OpenStackディストリビューションベンダー、そしてCloud FoundryなどのPaaSと異なるレベルで競合することになる。各コンポーネントが異なるレベルで競合するということだ。だが、オープンソースでフル機能セットを提供するのはわれわれしかいない」と述べた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]