EMCは米国時間7月7日、企業向けファイル共有サービス「Syncplicity」の運用事業を売却すると発表した。EMCは同サービスを保有するSyncplicityを3年前に買収していた。
売却先は、カリフォルニア州ロサンゼルスに拠点を置く民間投資会社Skyview Capitalだ。同社は、モバイルとネットワーク関連分野に主軸を置くエンタープライズ向けIT企業のポートフォリオを充実させてきている。
売却に関する金銭的な条件は明らかにされていないが、EMCはSyncplicityに関する「経済的利害関係は維持する」とコメントしている。なお、売却は2015年7月末までに完了する見込みだ。
EMCは2012年以来、自社のプラットフォーム上で、クラウドをベースにしたファイルの同期および共有サービスの統合と普及を推し進めてきている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。