Microsoftは米国時間7月13日、2015年末までにOffice 365の「E4」プランを廃止し、新しい「E5」プランをリリースする計画を明らかにした。
E5では、「Cloud PBX」「Meeting Broadcast」といったオンラインミーティング機能をサポートする「Skype for Business(旧名Lync)」のほか、「Power BI Pro」や「Delve」などのアナリティクス機能に加え、「eDiscovery」「Customer Lockbox」「DLP」「Safe Attachments」などのセキュリティ機能を利用できる。
E5の提供が開始された時点で従来のE4は廃止される。新規顧客はE5を契約するか、E1またはE3に各種オプションを組み合わせて契約することで、Cloud PBXとPSTNの機能を利用できるようになる。E4を契約中の既存顧客は、E5に移行するか、E3とCloud PBXのセットに移行するかを選択できる。既存のライセンス形態を維持したい場合は、E3とSkype for Business Plusのクライアントアクセスライセンス(CAL)に移行できる。
Office 365の既存顧客は、現在の契約とE5の差額を支払うステップアップSKUを通じてE5にアップグレードできる。ソフトウェアアシュアランスのオンプレミスライセンスを維持したい顧客のために、アドオンSKUも用意される。
E5の価格はまだ発表されていないが、現行のE4は1ユーザーあたり月額22ドルで利用できる。これには、エンタープライズボイスとユニファイドメッセージング機能を備えたSkype for Business、ローカルにダウンロード可能なOfficeアプリ、「Power BI for Office 365」(間もなく「Power BI Pro」で置換予定)が含まれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。