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クラウドサービスの強化に余念がないGoogleは今週、新たに幾つかの重要な発表を行った。
まず、Google for Workのアイデンティティサービスを強化するため、サポート対象となるOIDC(OpenID Connect)プロバイダが拡充され、SAML 2.0(Security Assertion Markup Language 2.0)対応SaaSプロバイダ15社のサポートが追加された。OIDCとSAML 2.0は、アイデンティティ管理を強化および効率化するとともに、PCやモバイル端末上で各種アプリやクラウドサービスへのシングルサインオンを実現するための技術である。Google for Workで新たにサポートされるSAML 2.0対応SaaSプロバイダには、Dropbox、Salesforce.com、Workday、Zendeskなどがある。
Google Apps for Work担当プロダクトマネージャーのShashank Gupta氏は公式ブログで、「アイデンティティをクラウドで集中管理するサービスへの需要は高まっており、従業員が各種サービスにサインインする際の利便性を向上させるGoogleのアイデンティティサービスは、Netflixを始めとする数多くの顧客企業で導入されている」と述べている。
一方、現地時間10月13日にパリで開催された Google Cloud Platform開発者向けイベント「Google Next」では、スマートアプリケーションの開発を促進するサービスか発表された。中でも注目に値するのは、Cloud Platformの生データに対するデータ探索、意味抽出、可視化をインタラクティブに行えるウェブベースのツール「Google Cloud Datalab」である。開発者はCloud Datalabを使用して、Python、SQL、JavaScriptなどで書かれたコードを組み合わせてデータサイエンスプロジェクトを構築およびテストし、完成したプロジェクトをGoogleのデータ分析サービス「BigQuery」に導入できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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