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ERP刷新で決算短期化、リアルタイムでのデータ活用へ--荏原エリオット

NO BUDGET

2015-12-29 09:56

 ターボ機械専業メーカーの荏原エリオットは、生産管理、購買、販売、会計システムを刷新、新たに統合基幹業務システム(ERP)を導入した。導入後、グループ企業の個別受注型生産管理システムとして統合、また、プライベートクラウド環境で約500社のサプライヤーを管理し、決算の早期化を実現しているという。製品を提供した日本オラクルが発表した。

 荏原エリオットは、コンプレッサ(圧縮機)、蒸気タービン類を製造・販売し、同社の製品は世界各地のエネルギー産業分野や石油精製・石油化学プラントで使用している。

 これまで同社では、親会社が個別に開発した生産管理、購買、販売、会計システムを利用していた。個々のシステムでは、月次のバッチ処理や分析のためデータの集計作業が必要だったほか、多通貨に対応していないため、リアルタイムでのデータ活用ができない環境だった。また、既存システムには個別受注に関する機能しかなかったため、部品などの標準在庫品の受注処理に負荷がかかっていた。

 今回、グループ再編で全世界のエリオットグループとの業務統合を実施することになり、これまでのシステム上の課題を解消するだけでなく、統合管理だけでなく各社のデータを戦略的に活用することでグローバル化を支援できるITシステムへの変革を図った。

 新たに導入したのは「Oracle E-Business Suite」。多通貨・多言語に対応し、グローバルでのサポート体制を充実させている。また、米Eliotで導入済みのテンプレートを展開できることを採用の理由として挙げている。E-Business Suiteは、ソースコードを公開していること、標準化を進めていること、データ分析が容易であることも評価した。

 今回の導入における主な効果は以下の通り。

  • 決算のIFRS対応が可能。単体では、決算処理が30%に短縮するなど決算早期化も同時に実現
  • クラウド環境において約500社のサプライヤーを管理するiSupplierポータルにより見積の依頼・回答の履歴が残るため、購買業務の可視化および複数の仕入先への見積依頼・回答の一括処理などの効率化を実現
  • 業務の効率化により荏原エリオットが取り組む保守部品販売の戦略強化に業務を集中することが可能

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